
人というものは、自分の行動であったり、もしくは選択といったものを自分でしっかりと決めていきたいといったような欲求を持っています。
ですから、行動や選択を他人によって強制されてしまったり、もしくは選択権を奪わてしまうことによって、それがもしも自分に対して、得になるような提案の場合でも、無意識的にそれに対して反発してしまうのです。
たとえば、子どもの頃に、ちょうどそろそろ勉強しようかななんていう時に、明日の宿題はやったの、なんて親にいわれたなんていうような思い出があるのではないでしょうか。そのような時には、全くそれから勉強に対してのやる気であったり、もしくはモチベーションが無くなったなんていうような記憶があったりしませんか。このような、何かに反抗してしまうようなものが、この心理的リアクタンスというものなのです。
このリアクタンスというものは、日本語では抵抗といったものを意味していて、自分の行動であったり、もしくは選択というものを自分でしっかりと選択していきたいというような、人間が本来から持っているような欲求が侵害されてしまうことによって、人間というのは無意識のうちに心理的リアクタンスが発動するということなのです。
現代社会において、なにか全体を通してモチベーションが低いというような人が非常に増えてきているのは、人間が持っているべきである、個人個人の自由意志といったものが、なかなか尊重されないような社会になってしまっていて、強要であったり、もしくは押し付けというものが増えているからかもしれません。
スポンサードリンク